伊豆地方には、昔からたくさんの逸話があります。
伊豆の七不思議の中のひとつ、大瀬崎明神の神池というパワースポットをご紹介しましょう。
大瀬崎は、南伊豆にある海に突き出た半島です。
きれいな海からたった10mほどしか離れていないところに、大瀬明神があります。
その大瀬明神には、池があります。
通常、海と10mも離れていないという地域の池は、海の水が吹き込んだり、しみてきたりして、淡水ということはありえないのですが、この神池は淡水。
大瀬明神は、標高約1mですから、風が吹いて荒れた日は、海水がどんどん吹き込んできます。
現に、この地域のエアコンの室外機などは、耐塩にしていないと、どんどん錆びてしまいますから・・でも、淡水なんです。
鯉、ふな、ナマズなど、たくさんの淡水魚が生息しているこの神池は、伊豆の七不思議として昔から有名なのです。
神池の周りには、国の天然記念物であるビャクシン樹林。
中でも駿河湾を見渡せるところに繁っている樹齢1000年以上の大木は、まさにこの地、南伊豆のパワーを感じるところです。
お天気がいい時には、富士山がきれいに一望。
海からも山からも、たくさんのパワーをもらえる大瀬崎。
一度訪れてほしい、パワースポットです。