パワースポットとして名高い阿蘇山はゼロ磁場としても有名で、いろんな雑誌や本にも紹介されているのでご存じの方も多いかもしれませんね。
特に、火山周辺は大地のエネルギーを溜めやすく、富士山同様色んな気が溜まる場所でもあります。
いろんな気がたまると、パワーを授かりやすいだけでなく、五穀豊穣の土地として崇められた場所とも言えるのです。
そんな阿蘇山の麓にある熊本県阿蘇市には阿蘇神社があり、とても大きな楼門と拝殿で、たくさんの観光客でにぎわっています。
阿蘇神社の御祭神は健磐龍命(たけいわたつのみこと)以下12柱の神様が祀られており、「阿蘇12明神」と称されています。
この阿蘇神社の楼門から一歩足を踏み入れると、どこからかの視線を感じつつも、どこか安心感を与えてくれる不思議なパワースポットです。
拝殿向かって右奥には願掛け石という大きな石があり、古代より神石として伝わり保存されています。
参拝者たちが石に3回撫でて、心願を唱えると心願成就すると言われており、パワースポットとして大きく取り上げられるきっかけともなりました。
また境内には縁結びの松と呼ばれる謡曲「高砂の松」に因んだ、同名の松があり、男性は左から2回、女性は右から2回回ると御利益あると言われていますが、この伝説は神産みの祖として有名な伊邪那岐と伊邪那美が結ばれる方法として取り入れ、神産みの起源とも言われています。
小さな神様たちがこの境内にあつまり、恋の炎を点火してくれているようなほっこりと温かいベールで覆われた気持ちになります。
恋愛をするのを忘れてしまった、冷たい心には誰かに恋の炎を点火してもらうのもいいかもしれませんね。