九州の玄関口である福岡は菅原道真公が祀られている太宰府天満宮で有名なので、点在する神社のほとんどに学業の神として摂社末社に祀られていることが多いです。
菅原道真公を祀る神社は全て天満宮と称し、梅の神紋を使われています。
福岡県筑後市にある水田天満宮には恋愛運アップするパワースポットがあり日本で唯一恋命(こいのみこと)を御祭神として祀った、恋に効く恋木神社が末社として鎮座されています。
この恋木神社は水田天満宮の建立当初から鎮座している古い神社です。
恋木神社の「木」は東を意味し、育まれたり、芽生えたりすることを表しています。
良縁成就、幸福の神様として、この地域だけでなく日本全国から若い男女が参拝し、福岡では有名な美容関連の通販会社がハート型の扁額をあしらった鳥居を奉納したことでも有名です。
また、鳥居から本殿までの参道は「恋参道」と呼ばれこの地域の伝統ある水田焼の陶板を敷き詰められています。
境内には「御縁楠」や今上天皇ご成婚記念に植樹された「夫婦楠」があり、恋木神社の御霊験で2本の楠の木が1本に和合し、恋が発展し愛の形となって大きく成長しています。
2月、3月、10月、11月は、おみくじの色がピンクに変わったり、お守りも女性好みのデザインのものが多く、女性の目を楽しませてくれます。
恋には平坦で素朴な味だけでは物足りません。
恋の味に深みを持たせるためのエッセンスは、神社の概念を覆すような趣のパワースポットで頂くのもいいかもしれませんね。