縁結びの神様でも有名な出雲大社のある中国地方は神話が数多く存在し、古事記や日本書紀で読まれたことがある方も多いかもしれませんね。
特に中国地方でも島根県は昔から神たちが天変地異を起こしているといわれる程、地殻変動や自然現象による変動が多く発見されている場所で神話の裏付けがされているような気さえしてしまいます。
もちろん出雲大社は縁結びの神様として有名なパワースポットですが、島根県松江市にある八重垣神社は「古代、結婚の発祥の地」として縁結びには良いパワースポットです。
近くの地域の方や神社巡りが大好きな女性はご存じの方かもしれませんが、バスツアーや旅行ツアーでは行程の中に組み込まれていることが少ないので恋愛運アップや美容に効くという話をご存じ無い方もいらっしゃるかもしれませんね。
この八重垣神社は島根県松江市に御鎮座されており、素盞鳴尊(すさのおのみこと) 櫛稲田姫(くしなだひめ)を御祭神とした神社です。
この八重垣神社は素戔嗚尊と櫛稲田姫がのちに居を構えた場所とも言われています。
この二神の結婚にはロマンチックな神話があり八岐大蛇(やまたのおろち)で、大蛇から櫛稲田姫を守り、退治した素盞嗚尊は一目惚れした櫛稲田姫を妻に娶ったと言われる心がキュンとなる伝説が残っています。
また櫛稲田姫はとても美人だった神様であることから美容の神として美容関係の商店やサロンからも厚く信仰されています。
櫛稲田姫が自分の姿を映したといわれる「鏡の池」には、硬貨を紙片に浮かべ、早く沈むほど早く良縁に恵まれるというコイン占いがあり、女性に大変人気で、心に想う異性が現れた時に、この恋が良縁かを伺いに遠方から参拝される方も少なくありません。
また境内には二本の木が一本の木になっている夫婦椿があり、年によってハート型のように見える二葉が現れることもあって恋愛の神様と言われ、日本全国から通い詰めるほどパワーのある場所であることを物語っていますね。
椿を会社のシンボルとしている資生堂はこの恋愛の象徴である夫婦椿と美容の神様である櫛稲田姫を崇めており、毎年八重垣神社に参拝されるそうです。