古都のある近畿地方は神社仏閣の多い地域で、日本文化にふれたい外国人観光客の姿を良くみかけます。
日本人である私たちも、学生の頃には気づかなかった日本文化の素晴らしさや、奥ゆかしさを味わい、癒されたいと旅行される方も多いのではないでしょうか?
私たちが過ごす24時間が京都では少しゆっくり、時が流れ、その一つ一つの時という糸が折り重なって紡がれているように感じます。
言うまでもなく、この近畿圏にはパワースポットと言われる場所がたくさんありますが、まだまだ知る人ぞ知る縁結びに効くパワースポットである野宮神社(ののみやじんじゃ)をご紹介いたします。
野宮神社は京都市右京区嵯峨野宮町にある神社で、源氏物語にも登場する神社ですから、紫式部の時代からこの神社は存在し、恋の宮として有名だった神社です。
野宮神社は野宮大神と称する天照皇大神(あまてらすおおみかみ)が御祭神の神社です。
特に野宮大黒天(ののみやだいこくてん)が祀られている摂社は恋の神様として厚く信仰されています。
また野宮大黒天のそばにある神石(お亀石)を撫でながら、心願を唱えると1年以内に心願成就すると言われています。
これは風土記などにもよく記されているので、昔から何か心願がある時にはこの神社を参り、お願いごとをしていたと思うと、同じ場所で同じ神石を撫でることで、何百年もの心願の音が私たちの胸をうち色鮮やかなオーラが伝わってくるようです。
たくさんの木々に包まれた神社はマイナスイオンがたっぷりなので、体の細胞までパワーを吸収しているのではないかと思わせるほど、心地よい空間であることは間違いありませんよ。
過去の恋愛をデトックスされていない方は特にこの神社のパワーで悪運を全て切り捨て、いにしえを感じながら透き通った気持ちで心願するのもいいかもしれませんね。