恋愛運アップのパワースポットとして名高い出雲大社は、若い女性に特に人気のあるパワースポットの一つです。
今まで何度か出雲大社に足を運ばれたことがある方も多いかもしれませんね。
古くから十月の古名である「神無月」という所以を持ち、全ての縁はここで結ばれると言われるほど、高貴な出雲大社についてご紹介致します。
◆神無月と神在月
学生の時に学び、ご存じの方も多いかと思いますが、暦の十月をむかしは「神無月」と言っていました。
古い文献や和歌、俳句の季語としても使われることも多いので目にする機会も多いかもしれませんね。
この神無月という名前は日本にある47都道府県のうち島根県以外の46都道府県で使われている古名だということをご存じですか?
一般に言われる神無月を島根県では神在月と言います。
出雲出身の貴族が書いた古い文献の中には日付を「神在月」と書いている文献はたくさんあり、平安時代にはすでに「神在月」という言葉が使われていたようです。
この「神無月」と「神在月」の所以は、皆さんもご存じの「神議(かみばかり)」です。
十月になると、八百万(やおよろず)の神々が出雲に集まり、人々のご縁を繋ぐ会議が行われていると言われています。
そのご縁は恋愛や結婚だけではなく、仕事や人とのご縁、赤ちゃんやものとのご縁など人間とつながるもの関係が結ばれるもの全ての話し合いが行われているのです。
ですから、島根県以外の都道府県は「神が居ない月=神無月」、島根県は「八百万の神々が集まる月=神在月」となるのです。
古くからこのように、八百万の神々が皆さんのご縁を話し合っている場所なのですから、直接お会いして「恋のご縁」をお願いすると御利益があると信じられ、愛されているのです。
◆平成の大遷宮
2013年(平成25年)は60年に一度しか行われない出雲大社御遷宮の年です。
また神社の総括宮である伊勢神宮の20年に一度の御遷宮も2013年に行われるので、2013年はめったに出会えることがない「平成の大遷宮」と呼ばれています。
大国主神が主祭神の出雲大社は60年に一度新しい社殿になるので、ほとんどの方が人生で1回しか巡り合うことができませんし、20年に一度社殿が新しくなる天照大神が主祭神の伊勢神宮と同じに年になることは、めったにありません。
それほどこの「平成の大遷宮」はパワーが漲り、どんな方にもパワースポットになるはずです。
2013年から先、新しい社殿とあなたが一緒に歩む数十年間はあなたのご縁を結び続ける場所であり、あなた自身の生きている証を一緒に刻んでいくことが出来る場所なのです。
迷っている暇はありません。
平成の大遷宮の年を逃してしまわれた方は、なるべく早めに出雲大社への参拝をオススメいたします。
※出雲大社では一般的な神社での作法と違い「2礼4拍手1礼」です。
また手を合わせてお願い事をする際も、手のひらのしわとしわを合わせると「しわ合わせ=死合わせ」となることから忌み嫌いますので、手のひらを少しずらして手を合わせるのが作法です。
詳しくお知りになりたい方は社務所に尋ねてみましょう。