最近ではパワースポットという言葉が認知されており、意味をご存じない方は少ないと思いますが、読んで字の如く、パワーを頂く場所のことを総称して言う言葉です。
何となく知っているパワースポットですが、果たしてどういう場所がパワースポットになるのでしょうか?
雑誌に書かれているようなパワースポットが本当にパワーを頂ける場所なのでしょうか?
パワースポットという言葉が少し安価になってしまい、なんとなく胡散臭い言葉になってしまいましたが、あなたにとってのパワースポットがどういうものなのか、きちんと理解してパワースポット選びをしましょう。
パワースポットの紹介をしている雑誌やテレビで「話題沸騰!○○に行けば恋が叶う!」などの、少し大げさな表現をされた記事を見ることが多いと思いますが、基本的にはあなたが、自然に涙が出るほど感動する場所だったり、訳もなく鳥肌がたつ場所やあなたが癒される場所がパワースポットなのです。
ですから「恋を叶えるために絶対に○○に行かなければならない!」ということはありません。
パワースポットであげられる8割は神社ですが、あなたの住んでいる近くの神社も旅行で訪れる神社も神社の大小は関係なくパワースポットなのです。
ただそれぞれの神様によって専門が違いますので、その専門の神様の元を訪れると御神徳を授かりやすいということだけなのです。
それでは、パワースポットで訪れる旅は全く意味がないのでしょうか?
それは時と場合に寄ります。
大事なのは、あなた自身が今一番良い方向に出向き、御神徳を授かり、その方向で水や食べ物を頂いたが大事なのです。
神社庁が発行している「神社庁暦」には、あなたの生まれ年から見た、あなたにとって良い方向を書き記してあります。
その方向の神社を訪れ、水を頂くことはあなたにとって、あなただけにパワーを吸収できる行為なのです。
つまり、今話題のパワースポットに行っても、あなたの凶方位であれば全く意味がなく、時間とお金の無駄なのです。
またパワースポットを語っている方が時々「ゼロ磁場」をパワースポットとして紹介していますが、そもそもゼロ磁場はプラスとマイナスの磁力がお互いに押し合っている場所ですから、断層があったり、特異な現象が現れたりする場所なのです。
もちろんプラスとマイナスが強く押し合いますから、たくさんのエネルギーが大地に溜まり土が温かく感じることがあると思います。
そんな特異な現象を人間が見て、「パワースポットだ!」と言っているだけで、そこであなた自身がパワーを感じなければそこはあなたにとってパワースポットではないのです。
情報に振り回されて、あなた自身がただ流行の波に乗るだけでは意味がありません。
正しく自分にとって良い方位を選定し、自分にとってのパワースポットを探すことがあなたの運気をあげる一番の近道なのです。
神社庁暦は近くの神社の社務所においていることも多いので、頂いて自分の星回りが今どういう状態なのか自分を知ることから始めましょう。