バレンタインデーの短期決戦は中国春秋時代の兵法書である孫子を参考にしましたが、孫子がたとえ「短期決戦は多少、攻め方がまずくても長期戦で勝った例は見ない」と言っても、あまりに攻め方がまずければ、それまでの下地作りや戦術はまったくの無意味、徒労に終わってしまいます。
無意味である攻めに関しては失敗例を出した方が分かりやすいでしょう。
婚活支援サービスのパートナーエージェントが調査したバレンタインデーにおける男女の意識調査を見ると、バレンタインデープレゼントにおけるマイナス要素は男女間で大きく異なることが分かります。
女性がバレンタインデーで失敗したことの第一位は「手作りチョコの仕上がりに失敗した」ですが、男性の嫌だったこと、困ったことの第一位は「他の人のいる前で渡された」です。
男性の第一位は女性の失敗の中でも第四位に入っています。
さらに男性の第二位は「自宅まで来られた」、第三位が「演出にドン引き」となっています。
いったい、どんな演出をしたのか気になるところですが、とにかく男性の困ったこと、嫌いなことを見ると目立つ渡され方が苦手みたいですね。
いかにも草食系男子らしいアンケート結果です。
肉食系だったら誰の前であってもチョコ貰えれば喜んで自慢しちゃうところですが。
ともあれ、あまりに過剰な渡し方はそれまで積み重ねた作戦を一気に壊しかねないので十分、注意してくださいね。