バレンタインデーに意中の人を戦略するための、最後の布石の言葉を紹介しました。
「バレンタインデー近いけれど、チョコ好き?」
平然と言われたら、男はかなり緊張します。
なにしろ現状、恋人未満でありながら「偶然」から距離が縮まり、今や微妙な関係です。
そこでバレンタインデーの話題が急に出れば期待が一気に膨らむことは間違いありません。
しかし、決め台詞をもう一度、読み直してみましょう。
チョコが好きかどうか聞いているだけで、プレゼントするから、とはどこにも書かれていません。
まさに孫子の戦術通り、微妙な関係の中で禁句とされているバレンタインデーの言葉をあえて出すことにより相手の不意を突き、相手の期待をはぐらかすような質問内容で無備を攻めています。
意中の人は「も、もちろん大好きだよ!」としか答えざるを得ません。
もっとも、そこでチョコレートよりも鯵の開きの方が好きだ(もちろん比喩としてですが)、なんて答える男であれば、ロマンチックとは無縁なので遠慮なく鯵の開きを送ってやり、きっぱりと手を切った方がいいでしょう。