セイブツ学的、シャカイ学的に見ると男はモテるための自分磨きを必死にしなければなりませんが、女性の場合、男は単純なので本能に訴えかければ本来、売り手市場となります。
人間的見地からの考察では、草食系男子の増大と女性の社会的進出によってやや複雑な状況となっていますが、基本的には売り手市場であることに変わりありません。
なぜかというと、女性は婚姻後、妊娠してからが大変だからです。
妊娠して出産という男には絶対できない偉業を果たした後は子育てが待っているので、モテる女、などという意識はさして重要ではなく、全愛情が子供に注がれると言っても過言ではありません。
一方の男は、というと、セイブツ学的に言えばオスとしての役目を終えたので(鳥獣類の中にはペンギンのように子育てとして重要な役割を果たすオスもいますが)、本来、無用の存在ではありますが、シャカイ学的に見れば扶養の義務があるので、妻と子供と家族という形態の中に入りますが、ここで妻から愛情を注がれないと、妻を子供の母と見るようになり、オスの播種本能が刺激されてしまうわけなのであります。
したがって、妻から母となった女性は、モテるための条件を増やさなければなりません。
そう、外に向かって播種本能を出そうとする夫に。
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