1年中、発情しているのは人間のオス、男だけです。
チンパンジーなど一部の猿は年中生殖行為が可能な動物もいますが、それはボス猿のみの行為で、発情というよりも存在を示す威嚇行為の一種となります(そう考えると確かにサルは人間に近い存在と思えてくるから不思議ですね)。
人間のメス、女性でも妊娠初期はほとんどの人が性欲を失う時期があるので、それを考えると男はセイブツ学的に見ても特異な存在といえるでしょう。
時々、その特異な存在であることを言い訳に、いろいろな女性へアプローチすることを播種本能のせいにする男もいます。
「男には播種本能があるから浮気は仕方ないんだよ」なんて、ね。
一年中、発情している特異な存在は理性という一面も与えてくれていることに気がつかないというのはもったいない話です。
こういった、いろいろな女性にアプローチするモテ男と勘違いしている輩は一生、改心する見込みがないので、運悪く付き合ってしまった女性はさっさと別れることをお勧めしますが、とりあえずツッコミだけは入れておきましょう。
「播種本能は遺伝子を残すこと、貴方のは遺伝子を残すのではなく自分の快感を求めているだけ、つまりサル以下の行為!」と。
その一言で猛反省すれば、まだ改心の余地はあると受け入れてあげてください。