大きな志を持っている男はモテるための努力をしなくても女が寄ってくる、と前項で紹介しました。
もうちょっと、その理由を説明しましょうね。
一級建築士になって丸の内にビルを建てる、とか、ジャズミュージシャンになってニューヨークのブルーノートに出演する、とか、Youtuberになって情報を世界に発信する、とか。
まあ、志はなんでもいいのですが、それらの志に対して真摯になれば、おのずと専門知識を身につけることになりますし、専門的な技術も習得することになります。
最初の壁こそ高いのですが、そこをブレークスルーすると意外にスムーズに進み始め、女にモテたいという気持ちはあっても、そのために焦ることがバカらしくなってくるはずです。
この瞬間が志を持っていることのもっとも楽しい時間であります(実際はその後にいくつも壁が立ちはだかって苦悩することにはなりますが、一度、ブレークスルーのコツを覚えればなんとか乗り切れるものです)。
男が志に対して熱くなっている、楽しい気分になっている姿は同性の男から見ても気持ちいいもの、まして女が惚れないワケはありません。
モテよう、とするためのベクトルは時に強力なパワーとなりますが、その無駄なパワーを志にシフトすると、モテなかったのはなぜか?という理由も、きっと見えてくるでしょう。