最近、若年層の女性の間で頭ポンポンとか壁ドンされたい、なんて人が増えてきています。
そこで調子に乗って、頭ポンポンとか壁ドンとか、しちゃった男性いませんか?
こんな行為、モテる男は絶対にしません。
だってタイミング、難しすぎるでしょ?
よほど年下で恋愛感情が持てない相手だったら頭ポンポンの髪ナデナデもできますが、意中の女性にこれをやれば、逆にグーの拳固パンチ食らっても不思議ではありません。
壁ドンに至っては女性の恐怖を煽り、急所に膝蹴りを食らう可能性すらあります。
リドリー・スコット監督のカルト的SF映画、『ブレード・ランナー』では主人公のデッカードがレプリカントの女性、レイチェルに壁ドンするシーンがあります。
「Say,kiss me!」
「Say,hold me!」
なんて言いながら、彼女の本当の気持ちを強引に引き出すわけですが、デッカード自身もレプリカントの彼女に惹かれてしまっているから、こんな壁ドンができるのですね。
まあ、男から見てもこのシーンはかなりロマンチックではありますが、けっして気障でないとことが救いになっています。
こういう行為はいわば必殺技みたいなものなので、よほどの恋愛熟練者でなければ成功の可能性は極端に下がります。
原付きバイクしか乗ったことのない男がいきなりブガッティ・ヴェイロンに乗るようなものですね。事故、確実です。