恋愛においてモテ期はさほど重要ではなく、モテ期で訪れた恋愛を成就させることが大事ですが、恋愛のメカニズムは生体のなかでも脳の仕組みに因るところが大きいのです。
恋愛の始まりは誰でも幸福感に包まれますが、これは男女とも同じで、神経伝達物質、ドーパミンが分泌されるから。
この名前、聞いたことがありますよね?
気持ちよくなると脳から分泌させる物質で、恋愛だけでなくストレス解消した時とか興奮した時に使われています。
好きな人の前に出るとドキドキと脈拍が早くなりますが、これはドーパミンが運ぶアドレナリンが好きな人と会っている緊張というストレスを開放させるために心拍数や血圧を上げたり、瞳孔を開かせたり、血糖値を上げる役割をします。
好きな人を思い浮かべると目が潤む、といいますが、これは明らかにアドレナリン分泌のせいですね。
恋愛すると勉強や仕事に集中できるようになることがありますが、これもドーパミンによる覚醒作用。
ドーパミンが大量分泌されると脳部中央にある扁桃体・頭頂側頭結合部の動き鈍化することにより、判断力が低下します。
ハイテンションの時に判断力が鈍るのはそのためで、ドキドキしている相手に対しても当然、多少の気に入らないことも目を瞑るというワケ。
まさに『恋は盲目』状態なのです。