モテ期なんて所詮、このように生体の仕組みのひとつでしかない、と分かると焦る必要もなくなってくるし、恋愛なんて遺伝子を残すための具象でしかないと思えば熱も冷めてくるものでしょう。
ゾウアザラシを見れば分かるように、恋愛にはとてつもない労力が必要で、その力はあまりに建設的でなく、ときには破壊すら招いてしまいます。
それほどの力、恋愛に向けるヒマがあったら勉強や仕事に向けなさい、と年老いた人たちが言うのも無理はありません。
でも、それでも恋愛はしたい、というのが本音ですよね。
とくに第2期に突入している男女は。
では、そろそろ生物としての生体から離れ、人間としての思考から恋愛を考えてみましょう。
モテ期だからといって誰とでも恋愛ができるわけではなく、モテる相手がすべて自分の好みの異性とは限りません。
動物的な視点から女性が選べる立場にあるといっても、それは女性が群れた男性の中からしか選べないという欠点があります。
往々にして群れてくる男にロクなヤツがいない、というのはよくあること。
もちろんこれはモテている男性にも共通の思いがあります。
かくして、モテ期であろうと必ずしも意中の人と結ばれないという恋愛法則が生まれてくるわけです。
ややこしいですね、恋愛って。
でも世の中、熱烈な恋愛の末に結ばれたカップルもいるわけです。
どういうことでしょうか?