高い料金を支払ながら、結婚相談所に入会して、なぜ結婚まで辿りつけないのでしょうか?
もちろん、結婚相談所の制度的な問題点もあります。
入会セールスだけに積極的で、なかなか自分に適正の人を紹介しないというパターンや苦情はよく目にするところです。
ただし、この自分に適性、というのはどのような基準で判断するのか難しいのも事実。
結婚相談所へのクレームとしてはこんなコメントがあります。
「広告では弁護士や医者といった高収入で社会的に地位も高い人が会員登録しているとあったので入会したけれど、なぜか紹介されるのは普通の会社員ばかり、これって詐欺じゃない?」
さて、これはクレームでしょうか?
弁護士や医者にも相手への要望があります。
その要望に適合していなければ、結婚相談所のスタッフもやたらと弁護士や医者に紹介することはできません。
結婚相談所のスタッフが頭を悩ますのは、つねにこういったハードルの高い相手を要望する会員です。
高いお金を出したんだから、その元を取らなきゃ損、とばかりに要望のレベルを上げてしまうため、なかなか結婚まで辿りつけない人が多くいるのも事実です。
もちろん、自分からハードルを上げるのは結構ですし、もしかしたら高収入で社会的地位の高い人から求婚される可能性がないわけではありません。
自分で、ハードルを上げられるプレミアムがあるのか、それをまず先に自覚することが婚活を終わらせる条件のひとつです。