かつて、出会いの少ない男女のために仲人的な役割をしていたのが結婚相談所でした。
全国展開してCMも流している大手がよく知られるところですが、今でも基本的には少人数、小規模で地元密着型の結婚相談所が多くあります。
こういった結婚相談所がビジネス展開としてネットを利用し始めたのは当然のことで、大手はすべてネットによる会員募集や会員によるお相手探しの検索がネットで使えるようになっています。
最終的な相手との出会いは結婚相談所指定の場所と結婚相談所スタッフの立会という昔ながらの手法が取られていますが、会員に対して頻繁にスタッフが会うことはなく、以前のような世話を焼かれる煩わしさはありません。
このネット展開する結婚相談所とクロスオーバーしているのが結婚情報サービスです。
結婚相談所に申し込むと相談所スタッフが介在しますが、結婚情報サービスの場合はスタッフの介入がほとんどなく、登録した会員同士が、異性を検索して相手を見つけるシステムになっています。
Yahoo!では公式サイトとして「お見合い!」を運営していますし、リクルートは「TwinCue」、エキサイトは「恋愛結婚」というように、ポータルサイトや情報提供会社が参入していることが大きな特徴でしょう。
システマチックに出会いを演出できるため、コンテンツサービスの強い企業にとってはビジネスチャンスの大きいマーケットに成長しています。
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