「婚活」という言葉が登場したのは2007年。
オールマイティな言葉なので一気に蔓延しました。
就職活動と同じように、結婚活動を積極的に行うという意味ですね。
就職活動を積極的にやらなければいけない理由としては求人難があります。
世の中、不景気ですから採用する会社側も人選せざるを得ません。
では、結婚活動を積極的に行わなければならない理由というのは何でしょう?
婚活が男性、女性のどちらかに偏っているとしたら、需給バランスの崩れがありますが、男女比率なんてそれほど変わったわけでもないし、就活と違って年齢幅もあるので、就活に比べれば条件的に結婚活動はそれほど難しいことではありません。
そもそも、男と女なんて自然とくっつくもんだ、なんて考えがありました。
それが、自然とくっつかなくなったのを社会のせいにするのは簡単ですが、その社会に流されたのは現在、婚活に必死になっている男女です。
婚活の背景については官民一体になって分析し、婚活のサポートをしています。
官としては男女が結婚して子供を産んでくれないと国の存亡に関わる問題(いえ、けっして大げさな話ではなく)となり、民は婚活する男女が多いほど、その男女をくっつけることでお金儲けができます。
これも社会の流れですね。
もうちょっと、社会の流れなんか気にせずに、自然体になって男女間の気持ちを見つめなおしてみましょう。
婚活、なんて言葉に躍起になる前に。