相手があなたを家族に紹介したいと言ったら、どう感じますか。
多くの人は、「家族に紹介する=結婚を考えている」と思ってしまうのではないでしょうか。
日本だと、結婚が決まってから初めて付き合っている相手を自分の家族に紹介するという場合が多いのですが、海外は事情が少し違ってきます。
遠方に住んでいる家族にわざわざ会いに行く場合は、渡航費や宿泊費などもかかりますので、遊びではなく(遊びですと、家族はおろか、友人にさえ紹介してもらえない場合が多い)それなりのお付き合いをしているという証拠ではあります。
ですが、結婚を前提に付き合っているとは必ずしも限りません!
欧米では、親子の関係は日本よりもオープンです。
親、兄弟に紹介したいといっても、おそらく、「今のところ付き合っている彼女・彼です」というように紹介されると思いますので、過度に結婚を期待しないようにしてください。
また、相手の家族に会う機会があれば、付き合っている相手のことを良く知るために、そして何かあったときに家族を味方につけるという意味で(笑)、おっくうがらず親交を深めるように努めましょう。
逆に日本の自分の家族に相手を紹介するときは、どうでしょうか。
親の世代は若い世代の人に比べて、(特殊な職業でない限り)外国人に接する機会があまりありません。
なので、外国人というだけで拒絶反応を起こす人も少なからずいます。
拒絶反応をおこしてしまったら、これは真剣にあなたを思うパートナーがかわいそうですよね。
ですので、全くゼロの状態で会わせるのではなく、相手がどこの国の人で、何をしている人なのか、どういった性格の人なのかなど事前に家族にいろいろ話してから相手を紹介しましょう。
会う前から、どんな人なのかイメージがつかめていると、案外スムーズに相手を気に入ってくれます。