以前、ボディタッチの回で少し説明したように、欧米では、キスやハグ(抱き合う)ことはとても一般的です。
また、私の体験ではありますが、外国人は日本人と比べて異性の友達との距離が近いように感じます。
一緒に2人でどこかに出かけたり、食事したりすることもよくあります。
ここで大体出てくるのが「嫉妬」。
どんなにパートナーのことを信用していても、相手がパートナーと同じ国の人だったりするとどうしても嫉妬してしまいます。
パートナーの母国語を流暢に話せる人は、友人との会話にも参加してその人とも仲良くなるということも出来ます。
ですが、自分が相手の言葉を流暢に話せないとなると、「なんだか私と話しているときよりも楽しそうジャン」とか、「何を話しているんだろう?」など色々考えてしまい、だんだんよからぬ妄想が始まり、パートナーやその友人に要らぬ感情(最悪の場合嫌悪感)を抱いてしまいます。
でも、忘れてはいけないのは、「彼・彼女はわざわざ言葉や文化が違うという困難を乗り越えてまであなたを選んだ」ということです。
同じ国の人といるということが良いのなら、あなたではなく、既に他の人と付き合っているでしょう。
言葉がうまく通じない、文化も価値観も違うそれでもあなたと付き合っているのは、他の人にない「何か」をあなたが持っているからなのです。
私たちは母国語を話すと、意識している、していない関係なく、「ラクだなぁ」と思ってしまい、ついペラペラと話をしてしまうように、相手にも同じことが起こっているだけなのです。
心配なら、相手に不安をぶつけてみましょう。
そして、主張するだけでなく、異性の友人との付き合い方についてどうしたらいいのか、一度話し合いをしましょう。