縁結び神社!二拝二拍手一拝の意味

縁結び祈願を行うなら、出雲大社に関わらず祀られている神様への儀式はきちんと行った方がいいですね。

二拝二拍手一拝を間違えると、神様への交信ができない、とかおバカなことを書いてあるところもありますが(そんなおバカを信用する人もいないとは思いますが)、儀式を行うことで祈願を自分に強く刻みつけられることは間違いありません。

そもそも、この二拝二拍手一拝は神様への祈願伝達方法ではなく、神様への崇拝を表す儀式です。

神社は日本の神道信仰から生まれたものであり、神道の流儀に沿った神様へ拝する具体的作法と考えればいいでしょう。

拍手、と書きますが、かしわで、と読みます。

古来、日本人は神や人、尊いものに対して両手を合わせ、左右に開いた後、再び両手を合わせるという風習がありました。

これが柏手で、その後、人には行われなくなって神様だけに行われるようになったのが二拝二拍手一拝の原型です。

柏手には両手の指をずらして神様と人間の違いを表現したり、音を鳴らさないようにしたり、といろいろ流派があり、また回数も3回以下を短拍手・短手といい、出雲大社や宇佐八幡人車、弥彦神社のように二拝四拍手一拝のところもあれば、伊勢神宮のように二拝八拍手一拝のところもあります。

この数については、はっきりとした記述がありません。

とはいえ、古人から続いて現在に根付いた儀式です。

あまり難しいことは考えず、とりあえず決め事をきちんと守って参拝してくださいね。

さて、ここまで日本の神々がたくさん登場し、漢字が違っているので戸惑った人も多いと思います。

漢字は「日本書紀」と「古事記」で異なり、神社によってどちらかを使っているので神社表記に合わせています。

どっちを選んでもいい、という鷹揚さが日本神話のいいところですね。

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