京都では「恋占いの石」で縁結びのパワースポットとなった地主神社ですが、「恋占いの石」だけでなく、他にも縁結びに関係のあるお社があります。
そのひとつが「撫で大黒さん」。
七福神は日本の信仰ですが、大黒神はインドのヒンドゥー教、シヴァ神の化身マハーカーラ神と言われています。
それがなぜ日本の七福神に入ったかというと、大黒と大国主の読み方を同じにできるから。
この七福神、じつは神道と仏教の融合から生まれた信仰で、天台宗の開祖、最長がヒンドゥー教の大黒を台所の神様として比叡山に祀ったことから始まり、それが庶民の間に広まったといいます。
その大黒が日本の神道の大国主となり、地主神社に祀られているのだからややこしい話も当然ですね。
ややこしい話はともかく、境内の大田大神のお社前に置かれた大黒様の撫でる場所によって、恋愛成就や商売繁盛のご利益が得られるとか。
元々、人形(ひとがた)を撫でて人形を川に流し、自分の穢れを祓うという風習が日本にあったので「撫で大黒さん」もいつの頃からか始まったのでしょう。
ちなみに良縁の場所は大黒さんが持っている小槌です。
「恋占いの石」で一度目を失敗した時、この小槌を撫でてから再度、挑戦してみてくださいね。
それにしてもこの地主神社、縁結びに関してはなんでもアリ、ですね。
神社がFacebookで星占い「恋のフォーチュン★スター」って、どうなんでしょ?