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縁結び神社!稲葉の白兎に続く物語

縁結び日本最大のパワースポットである出雲大社に祀られている大国主がなぜ縁結びの神と言われているのかというと、一応、公式には大国主が天照大神(アマテラスオオカミ)に国譲りをした際、「幽れたる神事を治めましょう」と言ったことが由来とされています。

幽(かく)れたる神事、とは目に見えない「縁」を結ぶこと、と出雲大社のホームページには書かれていますが、言われるままにお参りしても建前的には納得しても、なんだか今イチ、ピンと来ません。

それより、その後の大国主の人生(神生、ですね)を見た方が恋愛成就に勇気と知恵を与えてくれるに違いありません。

「稲葉の白兎」の後、なかなか凄まじいものがあるんです。

八十神たちを振って大国主である若き大穴牟遅神の押しかけ女房になった八神上売ですが、嫉妬に狂ったのは八十神。

大穴牟遅神をあの手この手を使い、なんと2度も殺してしまうんですね。

殺される度に母親、刺国若比売(サシクニワカヒメ)が嘆き悲しんで生き返らせるのですが、その度に八十神は執拗に殺そうとします。

嫉妬に狂った集団心理は怖いですね、という訓話ではなく、きちんと恋愛成就の話が出てくるのでご安心を。

その八十神の嫉妬を恐れた刺国若比売は大穴牟遅神を建速須佐之男命(タケハヤスサノオノミコト)のいる根之堅州国(ネノカタスクニ)に逃すのですが…。

またまた面白いところで誌面がいっぱいになってしまったので、続きは次回に。

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