現代では当たり前になっている便利なものたち。
それがなかった時代はどうしていたのでしょう?
少し昔の知恵を見習ってみると、今よりもエコで、意外と便利な方法を見つけることができます。
例えば冬の必需品の使い捨てカイロ。
かつては金属製の容器にベンジンをいれて、化学反応で熱を起こす「ハクキンカイロ」というものが使われていました。
今でもドラッグストアなどで入手できるほか、ライターのZippo社からも同様の商品が出ていますよ。
燃料のベンジンは、ライター用のオイルでもOK。
ベンジンを本体に入れて火をつけると、すぐに熱くなりはじめます。
持続時間は使い捨てのカイロと同じくらいなので、朝セットして出かければ夕方ごろまでポカポカしています。
さらに自然に近いカイロとしては「焼き石」というアイデアもあります。
これは、たき火の中に入れて焼いた石を、ヤケドしないようにハンカチに包んでポケットに忍ばせるという実にシンプルなカイロ。
自然と仲良くしながら暮らしやすくする知恵を、昔の人はたくさん知っていたんですね。