二十四節気は、「立春」や「夏至」などの昔の暦のこと。
1年を24に分けて、季節の動きを表す名前をつけています。
中心となるのが、「春分」「夏至」「秋分」「冬至」の4つです。
そして、各季節の始まりが、「立春」「立夏」「立秋」「立冬」になります。
ご存じのとおり、立春が2月の4日頃、春分が3月21日頃です。
ここまでは有名だと思いますが、他にも季節を的確に表したものや、自然の美しさを感じさせるものなど、魅力的な名前のものが数多くあります。
2月19日ごろの「雨水」は、それまで雪だったものが雨に変わる日、という意味。
「清明」は4月5日ごろ。
春のエネルギーを感じる、美しい響きがありますよね。
6月6日ごろの「芒種」は田植えの時期の訪れを教えてくれていました。
暑さも終わりに近いことを告げるのが8月23日ごろの「処暑」。
そして、霜が降りて本格的な寒さが始まるのが10月24日ごろの「霜降」です。
新暦と旧暦のズレの関係で実際の季節より少し早いのですが、それがかえって、これから来る季節を意識させてくれて良いものです。
意味を知り、意識してみると季節の変化がより実感できるかもしれませんね。