スローライフで重要なキーワードとなるのが、「地産地消」。
これは、「その土地で採れたものは、その土地で食べる」ということです。
産地から離れた場所へ商品を運ぶには、輸送のためのガソリンや、冷蔵庫が必要ですよね。
産地の近くで食べる場合に比べて、環境に負荷がかかってしまうのです。
また、その土地で採れるものは、その土地の気候や風土に最も適しているとも言われています。
地産地消と一緒によく使われる言葉に「旬産旬消」というものがあります。
こちらは、「その季節の(旬の)ものを食べましょう」という考え方。
理由は、地産地消と同じです。
夏ならば自然の力でぐんぐん育つ野菜も、冬にビニールハウスで作るには、たくさんの燃料が必要になってしまいます。
旬のものを食べることで、余計な燃料を使わずに済むのです。
そして、旬の作物は最も栄養価が高く味も良くなります。
これは、実際に食べてみると実感できるでしょう。
冬のキュウリと夏のキュウリでは、味が全然違うのが分かると思います。
「地産地消」「旬産旬消」の商品を買えるお店としておすすめなのは、農産物直売所。
生産者の写真が一緒に展示されていたり、地元の人が作ったお惣菜が一緒に売られていたりと、見ているだけでも楽しい場所ですよ。