学校の教育にも、スローライフやスローフードの考え方を取り入れるケースが増えているそうです。
「食育」が重視されている今、給食は子供に本当の「食」を伝える大切な機会となっています。
その土地で採れた食材を食べる「地産地消」のメニューを給食に取り入れる動きは、多くの地域で行われています。
また、子供たちが育てた作物を、給食で食べる場合もあるようです。
地域の農家などと連携して「農業体験」を行い、野菜や米づくりを体験して、収穫したものを給食の食材として活用するという取り組みです。
地域の人との交流も生まれる、すてきな取り組みですよね。
いつでも簡単に、欲しいものが食べられる時代。
大人でも、ついファーストフードやコンビニなどの簡単な食事に頼ってしまいがちです。
そのような時代だからこそ、「食育」が重要なのでしょう。
野菜を育てる大変さを経験することで、食材の持つ生命力を実感する。
地産地消メニューを通して、買い物で産地を見る習慣がつく。
そして、日本の食糧自給率や世界食の事情にまで関心が広がっていく・・・
給食をきっかけに、そのような子供が増えていけば良くことを願いたいですよね!