色調を部屋によって変えるのも快適なデザイン方法のひとつです。
リビングなど人が集まる場所には、行動を活発にする赤系をクッションや小物でコーディネートすると話が弾むかもしれません。
寝室やベッド回りには気持ちが落ち着くと言われる緑系を、子供の勉強部屋や仕事に使うPC回りには集中力を助ける青系を配色するなど、ライフスタイルのなかに効果的な色のアクセントを意図的に取り入れてみてはいかがでしょう。
色以外では香りも快適さの要素ですね。
ただし、不快な匂いの上に快適さを感じさせる香りを漂わせると逆効果にもなることをお忘れなく。
本人は意外と気がつかないものですが、こまめに掃除していないとソファやベッドの下など汗でカビが繁殖しやすい環境になっています。
またキッチンの油汚れ放置も油が酸化して悪臭の元。
機能的なレイアウトを行う時は、当たり前のことですがついでに清掃を行なってくださいね。
もうひとつは照明。これも部屋や場所の用途と色調に合わせたデザインが必要になります。
たとえばキッチンですが、キッチン部分と食事をするダイニングを別々の照明色にすると、料理を作った時の色とダイニングに出した時の色が違ってしまい、キッチンで作った料理のイメージが変わってしまうことがあります。
またダイニングの基本はダウンライト。
間接照明になると料理が黄ばんで見えるので気をつけてくださいね。