整理する手順はどうしても目について効果がはっきりと分かるところから始めようとします。
これも整理という苦痛から逃れるための心理ですね。
いつも使う場所を整理すれば見た目がきれいになって整理したという達成感を得られます。
けれど、これは順序が逆。
本当に整理するためには、まず不要なモノを置くスペースが必要なのです。
整理するための下準備ですね。
流れとしては不要なモノを置くスペースを作る、決めた場所のモノを仕分けして開いたスペースに置く、その不要なモノを捨てるとデッドスペースと決めた場所の両方に空いたスペースができるから、次の決めた場所を整理する時に役立つ、というように、まず整理のためにはスペースありきなのです。
では、デッドスペースに置かれているモノをチェックして仕分けしてみましょう。
本、新聞、古いはがきや名刺、カタログなどの紙類、使いかけの化粧品や薬品、壊れたり型落ちして使わなくなった電化製品、季節外れや気に入らなかった衣服、中身が空のボストンバッグ、それから衝動買いしたり貰ったりした小物類など。
それらが引越した時にしまわれたダンボールの中に入っていて1年以上そのままだったら、迷わず全て捨てることをオススメします。