エコクッキングで大切なのは、食材の無駄をなくすこと。
食材を大切にする方法として昔から行われてきたものの一つに、漬け物があります。
塩でもんだだけの浅漬けから、代々受け継がれる糠床で作るぬか漬け、白菜漬けや梅干しまで種類も豊富です。
旬の野菜は値段が安くなります。
その時期にまとめて漬物を作れば、長く楽しめてお金もかかりません。
本格的な漬け物が面倒なら、ビニール袋で作る簡単漬け物を試してみてください。
中途半端な野菜の救済にはぴったりです。
野菜はなんでもOK。
冷蔵庫に余っているものを薄く切って、ビニールに入れてください。
そこに塩を入れて揉み、しばらく置けばできあがり。
たったこれだけでも立派な漬け物なのです。
でも、さらにおいしくするための一工夫をしてみましょう。
塩を入れるときに、昆布やスルメなどのダシの出るものを一緒に入れるのです。
おつまみの残りでもいいでしょう。
さらにレモン汁や輪切りのトウガラシを入れれば、本格的な味になります。
きれいに盛り付けて食卓に出せば、余った野菜とおつまみの残りだなんで誰も思わないですよ。
漬けるときのビニールも、使い捨てではもったいない。
厚手のジッパー付きの袋を使い、洗って干しておけば何回か使えますよ。