エコクッキングにおすすめの調理方法は「保温調理」。
これは、鍋を火にかけて少し沸騰させたあと、火からおろして保温する調理法です。
「シャトルシェフ」などの専用の鍋が市販させています。
また、手持ちの鍋でも工夫すれば可能です。
その場合には、鍋を毛布やフリース、バスタオルなどで包みます。
鍋が収まるくらいの大きな発泡スチロールが手に入れば、それもいいですね。
保温調理で作れるものはたくさんあります。
代表的なのはおでんやカレーなどの煮込み料理ですが、ご飯を炊いたりパスタをゆでるときにも活用できます。
また、豆を煮るときに保温調理を使うと、信じられないくらい簡単。
豆を煮るときには、一晩水につけて何時間も火にかけて・・・と手間がかかりますよね。
そのために、豆料理を敬遠している人も多いと思います。
しかし、保温調理はその手間が不要です。
事前に浸水させる必要がない上に、火にかける時間は15~20分でOK。
あとは保温して数時間放置しておけば、ホクホクの豆ができ上がっています。
煮物は冷めるときに味がしみると、よく言われますよね。
ゆっくりと冷めていく保温調理は、しっかり味をしみ込ませたい料理には最適なのです。
光熱費が節約できるうえに簡単、しかも美味しい。
保温調理は、そんな三拍子そろった調理方法ですよ。