エコクッキングというと、現代の新しい取り組みのようなイメージがあるかもしれません。
でも実は、そうではありません。
エコといわれている知恵の多くは、昔の人が生活のなかで生み出してきたものです。
当時の人は、エコなんて考えていなかったでしょう。
今よりも不便だった時代に、少しでも倹約したい、手間を省きたい・・・
そのように考えて工夫してきたのだと思います。
しかしその結果は、環境にも優しいエコな知恵がたくさん詰まった方法だったのです。
今の時代は、便利になりすぎているのかもしれません。
便利なものがあれば、どうしてもそれに頼りたくなります。
忙しくて、そのような便利さに頼らざるを得ない場合もあるでしょう。
しかし、長い間多くの人たちの間で受け継がれてきたものには、価値があります。
そんな「おばあちゃんの知恵」を見直してみませんか?
原発事故の影響で電力不足となった2011年の夏。
日本中で節電に取り組んだことはまだ記憶に新しいでしょう。
その時に役に立ったのは、昔ながらの知恵だったそうです。
そして、本気で取り組むと驚くほど節電できると感じた人も多いのではないでしょうか。
非常のときだけではなく、普段からそんなエコな取り組みができたらいいですよね。