コーヒーを飲むことを、日々の生活の息抜きとして楽しみにしている人も多いでしょう。
しかし、コーヒーの生産現場では、幼い子供たちが低賃金で働き、学校にも行けないという現状があります。
それどころか、児童買収や臓器売買の犠牲になるといったことすら起きています。
そういった状況を変え、世界から貧困をなくすために私たちができることの一つが、フェアトレードの商品を買うことです。
フェアトレードのものは通常より高いですが、それは「寄付」ではありません。
商品に対する、正当な対価を支払っているのです。
最近は、大手の外食チェーンやスーパー、コンビニにも、フェアトレードが広がっています。
スターバックスでは、毎月20日を「フェアトレードの日」としています。
ココスやすき屋など、ゼンショーグループのお店は、フェアトレードをはじめとした食の安全への取り組みに積極的です。
イオンのプライベートブランドである「トップバリュ」や、駅のコンビニ「ニューデイズ」「キオスク」でもフェアトレードコーヒーの販売をしています。
手に入りやすくなることは、多くの人がこの問題を知るきっかけにもなります。
このような動きの広がりは、少しずつ、世の中が変わり始めている証拠なのかもしれません。