「干し野菜」は、簡単に作れておすすめの保存食です。
旬の野菜が安い時にたくさん買って作っておくと便利ですよ。
大根を干した「切り干し大根」はポピュラーですが、大根に限らず、根菜類は水分が少ないので干しやすい素材です。
根菜以外にも、ナス、ゴーヤ、キノコ、トマトなど、様々な野菜が干し野菜になります。
干すことで、うまみや栄養が凝縮します。
とくにキノコは、干すことで味が濃くなります。
生のしいたけが安い時に作っておけば、干ししいたけを買うより安上がりです。
専用の干し網がなくても、竹串に挿して洗濯ばさみでぶら下げたり、台所用のステンレスざるなどを工夫して使えば大丈夫です。
出来上がった干し野菜は、煮物やカレー、みそ汁などに普通の野菜と同じように使えます。
市販の乾物のように水分が完全に飛んでいるわけではないので、長期保存する場合には冷蔵庫に入れた方が安全です。
干し野菜を油で揚げて塩をまぶせば野菜チップスになります。
また、干し野菜を使ったオリジナルの「インスタントみそ汁」も作れます。
好みの干し野菜と、かつおぶし、乾燥わかめ、小口切りのネギなどを味噌に混ぜ、大さじ1くらいに丸めます。
1個ずつラップに包んで、お弁当のお供にどうぞ。