「マクロビオティック」は、日本の伝統的な食事を基本とした健康的な食生活の方法です。
なんだか難しそう、堅苦しそう・・・というイメージをお持ちの方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
基本は昔ながらの日本の食事です。
海外でもとても注目されているマクロビオティック。
基本となる考え方は「一物全体」と「身土不二」です。
一物全体とは、作物を丸ごと食べましょう、という意味です。
精米しないままのお米である玄米はその代表ですが、野菜なども、できる限り皮ごと食べて、捨てる部分を最小限に抑えるようにします。
煮物などで出る「アク」も、マクロビオティックでは素材の一部と考えるので、取りのぞきません。
皮をむかなくてよい、アク取りもいらないなんて、ずいぶん楽だと思いませんか?
また、身土不二は、その土地でその季節に採れたものを食べるのが良い、ということ。
地方に住んでいれば、農産物直売所で売られているものを買えば間違えなく身土不二でしょう。
また、直売所のない都市部でも、買う時になるべく近くで取れたものを選ぶなどの工夫ができます。
また、おもな野菜の旬を覚えておくと選ぶ時に便利だと思います。
本格的に実践しなくても、その考え方から良い食生活のヒントをもらい、真似をするだけでも良いと思います。
一度、試してみてください。