たくさんのものを捨てなくてはならない「断捨離」は、一見、ものを無駄にしているように見えるかもしれません。
しかし、実際はその逆なのです。
断捨離によって本当に自分が好きなもの、自分にとって必要なものだけを厳選すると、自然とそれらを大切にできるようになります。
断捨離の実践にあたって、「本当に自分に必要なものはなにか?」「どんなものが自分には似合うんだろう?」と言うことを徹底的に考え、その結果残ったものたちです。
大切にしないわけにはいきませんよね。
また、そのような生活を始めると、自分自身の暮らしそのものを大切にできるようになります。
「どうせ、安物だから」
「適当に使って、ダメになったら捨てればいいや」
そのような気持ちで身の回りのものに接することは、毎日の自分自身の生活をぞんざいに扱うことでもあります。
そのような「どうでもいい」ものを処分して、身の回りが「大切なもの」だけになると、毎日の生活も大切に思えるようになってくるのです。
身の回りのものを大切にして、自分の暮らしを大切にする。
このことは、自分自身を大切にすることへと繋がっていきます。
「もの」から「こころ」へ効果が広がっていく断捨離は、単なる片付け術ではなく、生き方のメソッドでもあるんですね。