自分がどうしても好きになれないという人の背景には、今までの人生で人から大切にしてもらえなかったというつらい経験があるのかもしれません。
その相手は、家族や恋人、あるいは友人でしょうか。
自分にとって身近で大切な人に愛してもらえなかったことは、とても悲しいことです。
しかし、そのような経験をしたからといって、自分自身を嫌いになる必要はありません。
人から愛してもらうことができなかったからといって、自分が愛される価値のない人間ということではないのです。
むしろ、つらい経験をしたからこそ、自分で自分を愛していくことで、その傷を癒やしていくことが重要なのです。
幸せになるには、自ら幸せになろうと行動しなければなりません。
「私はどうせ、もう幸せにはなれない」とあきらめてしまうことは、自分から幸せを遠ざける結果となります。
他人が、必ずしも自分にとって心地の良い対応をしてくれるとは限りません。
時には、誤解されたり、傷つけられたりすることもあるかもしれません。
でも、そのような時でも自分で自分を大切にすることなら可能なのです。
「どんな時でも自分だけは自分のことを信じよう」
「自分自身が、自分の一番の理解者になろう」
そのような気持ちで自分と接することを心がけると、少しずつ、自分を好きになるはずですよ。