断捨離では、「見えない収納」「見える収納」「見せる収納」のそれぞれに、収納する量の上限を決めています。
まず、クローゼットなどの、外から見えない収納では、容量の7割を限度にします。
目いっぱいに詰め込んでしまうと、必要なものがすぐに取り出せないからです。
ものを出すために、手前のものを出さないといけない収納は、とても面倒ですよね。
結局、奥のものは使わずに収納したままということになることも多いでしょう。
棚などの外から見える収納場所では、5割の収納にとどめます。
そして、「見せる収納」は1割だけ。
実際にやってみると、かなり少ないことを実感するでしょう。
しかし、本当に必要なものを厳選する断捨離では、この少なさが重要なカギなんです。
そして、総量規制のもう一つのメリットは、掃除がしやすいこと。
収納できる量の目いっぱいまで詰め込んでしまうと、掃除をするときに一度出さなくてはなりませんよね。
それが億劫で掃除をさぼりがちになっては、断捨離の効果も薄れてしまいます。
ものが少ない収納は、少し移動させるだけで掃除ができるので、とてもラクです。
自然と掃除の回数が増え、ますますキレイになるという、嬉しい循環が起こるようになりますよ。