美肌づくりをしている人は「赤ちゃんのような肌になりたい!」と良く言いますが、そんな赤ちゃんの肌は大人以上に繊細で肌トラブルを抱えやすい肌質であることをご存知ですか?
赤ちゃんの肌は大人の10分の1の薄さと言われるほど、薄く、保水力によってあのハリとみずみずしさを保たれているものの、ちょっとした肌刺激ですぐに炎症を起こしてしまいます。
また、最近では妊婦であるお母さんの食生活の欧米化により、先天的にアレルギー体質で生まれる場合が多く、衣服やオムツなど肌に触れるものに、昔以上に気を使わなくてはならなくなってしまいました。
特に、オムツや沐浴などは特に肌に刺激を与えてしまうものなので、気になりますよね。
是非、肌が弱い赤ちゃんには馬油をつかって肌ケアをしてあげましょう。
1960年代初頭までは赤ちゃんの肌ケアのために馬油がよく使われていた時代もあったのですが、馬油が高騰したことによって、価格も安定していて、手に入りやすい赤ちゃん専用のボディークリームや薬などを使われるようになり、今や出産準備の段階から買い揃えておられる方も多いのではないでしょうか?
しかしながら、何も毒されていない皮膚に、あえて薬品を塗りこみ、毒素を溜めさせなくとも、赤ちゃんにはすでに十分すぎるほどの自然治癒力を兼ねそろえていますから、今後の赤ちゃんの未来を考えると、その補助をする役割をしてあげる方が良いのではないでしょうか?
すでに、その経皮毒を知っているママの間では馬油による赤ちゃんケアは進んでいます。
出産準備には是非、馬油を準備してみましょう。
オムツかぶれになる前に、オムツはなるべく交換するように心がけ、交換の度にぬるま湯に浸した綿ガーゼで拭き取ってから、馬油をお尻全体に薄くのばしてあげるとオムツかぶれを予防できます。
その際は決して、市販されているお尻拭きは使用しないでください。
また、すでにオムツかぶれになっている赤ちゃんにも有効的ですが、その場合は馬油を厚めにぬりましょう。
赤ちゃんの沐浴の時には、ベビーバスの中に小さじ1杯分の馬油をお湯に溶かしいれ、いつも通りに沐浴をしてあげましょう。
髪の毛についても大丈夫ですので、どうしてもベタベタが気になる場合は髪の毛だけ、最後にお湯で流しても構いません。
この沐浴を続けることで、アレルギーに強い肌を作ることができますので、一度試してみるといいですね。