乾燥肌や敏感肌のように肌トラブルを抱えやすい肌に比べて、脂性の方は化粧ノリも悪くはなく、乾燥で肌がヒリヒリすることはないので、肌トラブルを感じていない方も多いかもしれませんね。
しかし、化粧崩れが激しく、2時間おきには化粧直しをしているなど、もう少し皮脂を抑えられたらいいのにと思うことはありませんか?
ご存知の通り、脂性の肌は皮脂の過剰分泌によって、顔全体に皮脂が浮き出ている状態なのですが、この皮脂が毛穴に溜まり、古い角質と混ざり合うことによってニキビ肌になってしまう可能性もあるので脂性肌もすぐに改善したいですね。
そんな時にオススメしたいのが、馬油入りファンデーションです。
馬油のイメージとして、脂性の肌には逆効果のように思えますが、馬油は動物性脂肪なのですが、成分は動物性脂肪と植物性脂肪の中間の性質を持っているので、皮脂腺を正常にコントロールしてくれるので、皮脂の分泌を元から抑えてくれますし、殺菌作用があるので、古い角質と皮脂で発生したアクネ菌も炎症を起こす前に殺菌してくれます。
自分の保湿力は維持したまま、乱れてしまった皮脂を分泌させるように指令を出す細胞を正常化する役割もあるので、脂性肌にも効果を期待出来るのです。
余分な皮脂を断捨離して、毛穴の引き締まったふっくら肌を目指しましょう。
◆馬油で断捨離洗顔法(脂性編)
断・・・リキッドやクリーム状のファンデーションを断ちましょう。
リキッドやクリーム状のファンデーションは毛穴の中に入り込んでしまい、アクネ菌を発生させる原因になります。
脂性は比較的早く改善出来ますし、肌のハリがあるキレイな肌に一番近いので、自分に最適な肌コンディションを見つけ日焼け止めクリームとミネラル系のフェイスパウダーだけにしてみましょう。
化粧直しも簡単に出来ますし、ファンデーション以上にキレイな卵肌になりますよ。
捨・・・お風呂の前に、汚れとメラニン、皮脂を除去しましょう。
メイク落し用のオイルやクリームなど余計な油分を肌にのせると、その油分と化学反応を起こし肌トラブルの原因になってしまいますので、お風呂に入る前に馬油を肌全体にのせ毛穴から汚れを全て溶かし出し、コットンで拭き取りましょう。
メイクが落ちにくい場合は、その上からメイク落しオイルを使っても構いませんが、5分以内に洗い流しましょう。
離・・・「脂性は保湿いらず!」という観念を捨て、保湿を徹底的に行いましょう。
脂性の方は洗顔後、肌がつっぱったりしないことが多いので、保湿に関しては怠りがちです。
しかし、その保湿不足が皮脂分泌を過剰にしている可能性が高いので、寝る前に馬油をたっぷり、浸透させて保湿をしましょう。