梅雨になると、毎日雨の日が続き気持ちもブルーになってしまったり、外に出掛けるのも億劫になってしまいますよね。
梅雨のジメジメは湿気だけではなくストレスを溜め込んでしまう季節だということをみなさんはご存知ですか?
会社の欠勤者数や自主退職者数、学校の欠勤者数が多いのもこの時期です。
これは体の中にも湿気が溜まってしまい、余分な水分が停滞し、むくみ、だるさなどの症状が進行してしまうと気力までも奪ってしまうという悪循環な季節が原因なのです。
生活習慣病もこの時期に症状が悪化するケースも多く、病院への受診者数もこの時期には増加します。
しかし、この梅雨とうまく付き合っていく方法が分かれば、生活習慣病を改善するための大きな足がかりなるのは間違いありません。
雨が多く、なかなか運動も進まないこの季節は生活習慣病の改善にはピンチですが、このピンチをチャンスに変えるには食養を生かす絶好の季節なのです。
ポイントを押さえて、この季節だけは食養を集中して行うのもいいかもしれませんね。
◆食養のポイント
気温があがり、じめじめしているので冷たいものを多く摂取したり、イライラが溜まり甘いものを多く摂取してしまいがちですが、これが生活習慣病の大きな原因です。
そういったものを摂取せずに、ストレスを解消できる食材を摂取するようにしましょう。
この時期は気温は高いのですが、雨にぬれることも多く、気付かない間に体が冷えてしまっていることもありますので、体を冷やさないための食材を多く摂取し、運動もかねて湯船にゆっくり浸かるのもいいかもしれませんね。
◆梅雨にオススメ食材
むくみを取る・・・スイカ、冬瓜、かんぴょう、とうもろこし、小豆、もやし、サヤエンドウ、アサリ、昆布、アスパラガス、ウド
ストレスを解消する・・・シソ、パセリ、セロリ、セリ
体を温める・・・ネギ、しょうが
◆食べ過ぎに注意したほうが良い食材
この時期に唐辛子やシナモン、コショウの摂取は内臓や脾臓を温めすぎてしまい、熱を持つ原因となってしまうので、摂りすぎには注意しましょう。