誰もが一度は経験のある不眠ですが、正常な睡眠を得られない状態が続くと、生活習慣病の改善に大切な成長ホルモンが分泌されずに古い細胞が新しい細胞に入れ替わるのを阻止してしまいます。
しかし、この不眠にはいろんな原因があり、その原因によって体の機能が低下する場所は違います。
不眠の原因を正しく把握して、生活習慣病改善に必要な成長ホルモンの分泌を促しましょう。
◆ストレスによる不眠
肝臓に熱を持ち、肝機能を低下させてしまいますので、肝臓を潤し、心を落ち着かせる食材を摂るようにしましょう。
オススメ食材・・・セロリ、菊花、アワビ、ユリ根、牡蠣、卵
◆消化不良による不眠
胃の中に未消化物が停滞するため、胃が熱を持ち痰が溜まるので、熱を下げ、痰を取り除く食材を摂るようにしましょう。
オススメ食材・・・サトイモ、大根、冬瓜、筍、椎茸、梨、ゆず、昆布、ワカメ、白菜、ほうれん草、卵、牡蠣
◆心労による不眠
全身に栄養が行き渡らなくなってしまうため、気力と血を補う食材を用いるようにしましょう。
オススメ食材・・・米、山芋、大豆、黒きくらげ、ブドウ、桃、鰯、鯖、鰹、牛肉、卵、レバー、ほうれん草、黒ゴマ、イカ、タコ、牡蠣、羊肉
◆興奮による不眠
「陽」の気が過剰に溜まると、頭も体も興奮状態になり血液や分泌液が不足し、体に熱がたまるので、血を補い、熱下げる食材を用いましょう。
オススメ食材・・・白きくらげ、イカ、ホタテ、牡蠣、アサリ、カニ、卵
◆生活習慣病改善のための断捨離8
不眠の原因である携帯やパソコンは就寝1時間前には断ち、夜型の体質を捨てましょう。
いつかは眠れるはずと安易な観念から離れ、睡眠について深く考え就寝の1時間前から睡眠の準備を始めましょう。