食生活に気をつけて生活習慣の改善をしようと考えた時に、みなさんは何を準備しますか?
薬膳や食養と言うと、なんだか作るのが難しそうでレシピ本を買ってしまう方も多いと思います。
その心意気は非常に重要なのですが、レシピ本だけでは生活改善されない可能性が高いのです。
レシピ本には生薬の使い方など、薬膳や食養初心者にとっては大変便利なのですが、そのレシピ本全てのメニューが自分の体に足りないものなのかは分からず、あくまでも一般的な状態で組まれたレシピですし、そう毎日難しい食材を使ったりは出来ませんし、時間をかけて食事を作ることが出来ない場合は結局、食養を一時中断しなければならなくなってしまいます。
つまり、食材の特性や性質、自分の体の足りないものや、欠点を把握しなければ、食養とは言えないからです。
また、サプリメントの摂取も同様で、高血圧に効果的だと言われればそのサプリメントに飛びついてはいないでしょうか?
診断は同じ病名でも、そのような病気になった原因は様々であり、サプリメント一つで改善できるわけがないのです。
サプリメントを飲む前に、まずは自分に必要な性質の食材を積極的に摂取しながら、今の生活での食生活の中で、増減させる材料があったり、何かに一つ加えたりするところから始めるのが食養を正しく始め、継続させるコツなのです。
必要なのはノートとペンだけです。
食材の特性をまとめた本などを購入したり、図書館で借りて、食材の育成と陰陽五行を知ることから始めましょう。
◆生活習慣病改善のための断捨離4
新たなレシピ本は必要ないので断ち切り、食養に対する特別感を捨てる。
中国や韓国にある生薬を入手しなければ食養は出来ないという固定概念から離れ、日本古来からある和食を見直す!