生活習慣病と診断を下されると、
「運動をして減量しましょう」
「食事を薄口にして、野菜を多くとりましょう」
これが先生方の開口一番の言葉ではないでしょうか?
決まりきった台詞のように聞こえるかもしれませんが、生活習慣病の特効薬はこの二つしかないのも事実なのです。
風邪であれば風邪薬や抗生物質で完治することはできますが、生活習慣病は薬を処方されたからといって、その薬で改善するものではありません。
生活習慣病で処方される薬のほとんどが、今の現状をとりあえず抑え込み、これ以上の進行を抑えるための効能しかありません。
つまり「生活習慣病」という言葉と同じように、生活習慣の乱れによってなる病気ですから、完治を目指すならば生活習慣を変えることしか方法はないのです。
だからと言って、生活習慣病になったから仕事を辞めて、療養に専念するとまではできません。
そこで、生活習慣を改善するのに一番の方法が毎日少しずつの運動と食事内容を変えるというのが近道なのです。
学生の頃、部活が運動系の部活だったり、運動系の習い事をしている人に限って、生活習慣病予防や改善のために運動を勧めると必ず「昔は運動に長けていたから、始めればすぐに取り戻せる」と言ってなかなか重い腰が上がらなかったり、続かなかったりするものです。
その「経験」が過信を生み、生活習慣病の予防や改善を阻害している可能性があります。
運動はいきなり張り切るのではなく、地道に始められるところから始め、毎日行うことで効果を見せはじめるのです。
まずは、隣の駅までのウォーキング、エレベーターを使わずに階段を使うなどして「体を動かす」ということを意識して生活してみましょう。
お休みの日などを使って、たまにはスポーツでリフレッシュというのもオススメです。
その場合はウォーキングの様な有酸素運動の後に、筋肉トレーニングの様な無酸素運動をするように心がければ、減量もうまく行きますよ。
◆生活習慣病改善のための断捨離3
「いつかは始める」という曖昧な考えを断ち切り、「昔は~」という過去の栄光にすがることを捨ててみる。
有酸素運動は減量に効果的という固定概念から離れ、無酸素運動を組み合わせてみる!
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