整理整頓のために書かれた本で人気になった「断捨離」ですが、どんな場面にも「断捨離」は応用できます。
しかし、間違った認識で「断捨離」を決行するとのりしろがない生活になってしまったり、面白みのない人間になってしまう可能性があります。
あくまでも「断捨離」とは、一度リセットするイメージで捉えると気持ちが楽になります。
ゲーム機の様にやり直しをしたい時にリセットボタンを押してやり直せたらどんなにいいか分かりませんが、そう簡単に人生をやり直すことは出来ません。
しかし、少し人生を遊ぶ余裕さえ持つことが出来れば、やり直したい過去も良いエッセンスになるのではなでしょうか?
時間の断捨離も同様に、人生を遊ぶ余裕作りのために生まれたものです。
時間の断捨離をしたからと言って、自分にプラスにならないことは全て切り捨てていたのでは面白みに欠けますし、かけがえのない友達をも失ってしまう可能性があります。
時間の断捨離で大事なことは「◯◯しなければならない」という受動型から「◯◯したい」という能動型にシフトチェンジすることです。
どんなに辛い仕事でも「生活のために仕方ない」と思っていれば仕事にいく時間も苦痛ですし、朝がやってくるのが嫌になるはずです。
しかし「人脈を作り、ノウハウを身につけ、自分で事業を起こすために仕事に行く」と能動型に変えると、毎日の辛く白黒写真の様だった仕事も、少しずつ色んな色が追加されていくのではないでしょうか。
そういったシフトチェンジする癖をつけるための断捨離ですから、必ずしもこの通りでなければならないというわけではありません。
自分の時間の使い方を見つめ直し、捨てるもの、保留にしておくもの、大事にするものと3段階に分けて少しずつ自分なりの断捨離を行えば、それがあなたにとって一番の断捨離なのです。
明日はないと思いながら今日一日を過ごしてみてください。
そうすればもっと人生を遊ぶ余裕が生まれるかもしれませんね。
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