少し前まではあんなに時間があって、サークルやバイトに恋愛と毎日が充実していたのに、就職活動をしなければいけない時期に突入した途端に自分の自由時間を奪われますよね。
就職活動は今後の人生や生活を左右するので、真剣に一生懸命頑張るしかないのですが、就活疲れしていませんか?
就活疲れは面接官から必ず見破られます。
しかし社会に出るともっと重い責任ある仕事を任せられたりと、就活で感じるストレスの何倍ものストレスを24時間365日何年も感じ続けなければならないのです。
就活疲れのせいで採用通知からほど遠くなってしまっているかもしれません。
そんな就活疲れをしている学生さんには時間の断捨離がオススメです。
◆断行・・・同級生や仲間の情報を断ち切る!
現代での就活情報の収集のほとんどはインターネットとOB・OGや友達の情報です。
友達と励まし合いながら、たまには息抜きにランチしたりカラオケに行ったりすることもあるかもしれません。
しかし、そのストレス解消のためにやっている友達との語らいや情報提供は一切断ち切ってしまいましょう。
採用通知をもらっていない同士の語らいは負の因子の溜まり場です。
今はそんな小さな負の因子でさえも取り除きたいはずではないでしょうか?
本当の友達であれば、あなたが笑って採用通知を手にするまで待っていてくれるはずです。
しばらくの間、友達との語らいは捨てて、自分磨きの時間に充当してください。
就活を始めて自分磨きの時間を削ってはいませんか?
あなたが輝いていないと、面接で光を失いその良さに気づいてもらえませんよ。
◆捨行・・・インターネットの情報は捨てる!
最近の就職活動はほとんどインターネット上で行われて、面接に行くというスタイルです。
FacebookやTwitterを使って自己アピールをして発信していくという作業が一般的になっています。
しかし、大手企業では密かにネットツールでの応募を廃止する動きがあるのはご存知ですか?
インターネットから得る情報が一番早いのですが、そこには人の主観が入り、現実からは程遠い情報に変わってしまっていることさえあるのです。
採用する側もされる側も機械ではなく生身の人間です。
インターネットで得る情報の先入観よりも、生で感じたフィーリングや感覚を大事にしたいというのが大手企業の言い分なのです。
つまり、ネット疲れしている証拠なのです。
インターネットから得る情報も大切ですが、一度インターネットの情報を捨てて自分の六感を使って受ける会社の一番必要な情報をキャッチしに行ってみてください。
会社が本当に必要としているもの、あなたが会社に求めるものが上手く合致できるかは、インターネットからでは分かりませんよ。
◆離行・・・就活の固定概念から離れる!
最近では就活のための塾が大変人気です。
通っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?
礼儀作法から始まり、言葉使い、食事のマナー、面接マナーに服装のマナーを教えてくれ精神的にもバックアップしてくれます。
そういった塾が悪いとはいいませんが、その塾は就活に本当に必要なのでしょうか?
あなたが雇用する側の人間として考えてみてください。
取ってつけた様な言葉遣いや礼儀作法しかできない人間を雇いますか?
そういった塾で学んで「私は知っています」と、さも前から出来るのは常識ですという具合に面接を受ける学生を見てあなたはなんとも思いませんか?
少し騙されているという感覚に陥りませんでしょうか?
取ってつけたマナーや言葉遣いはどこかぎこちなく、必ず見破られます。
もしあなたが本当のマナーや言葉使いを身に着けたいなら、着付けや茶道などを習ってみてはいかがでしょうか?
あなたが何万円もかけて塾で習うマナーは1日で教えてくれますし、長い目で見ると、あなた自身に教養が身につきます。
また、そこで出逢う方たちは人生の先輩です。
就活の悩み相談は塾でなくても、そういった先輩方を捕まえて相談する方が思いもしなかった良い話が聞けるかもしれませんよ。
あなたから見れば就活は短期決戦でも、会社は今のあなたではなく、5年後や10年後のあなたを見て合否を決めるのです。
「就活では◯◯しなければならない」という固定概念に縛られず、「私が会社の社長だったら・・・」と考えてみてください。
そう考えるとおのずと答えは見つかるはずです。