学生の頃は自分のために使えた時間も多かったのに、就職して何年かたつと責任ある仕事も任されることも多く、仕事に追われて毎日が充実していないと思う事も多いかもしれませんね。
しかし仕事に追われていて何も出来ないと感じた時が断捨離をするチャンスなのです。
その断捨離は今後の人生を左右するものになるかもしれませんよ。
◆断行・・・残業は断る!
仕事に追われているからといって夜遅くまで残業ばかりしていませんか?
残業は効率悪く仕事をしている証拠です。
残業での会議などではない限り残業せずに定時で帰ってみましょう。
残業する癖がついてしまうと、残業時間を足すとまだまだ時間があるからと作業時間も長くなってしまいます。
しかし、定時までと決めてしまうと、そこから逆算して「◯分でこの仕事を終わらせよう」と目標を立てます。
受動型の仕事でも目標時間を決めるだけで能動型にシフトすることが出来ます。
頼まれた仕事であっても、目標時間内に終わらせることで、ちょっとした達成感を感じて自己評価を上げるので気持ちも上向きになるのです。
また、いつも残業していると「残業大好きグループ」に自動的に入れられ、面倒な仕事をどんどん頼まれて負のスパイラルに陥ってしまいます。
「苦労は買ってでもしろ!」と言いますが、これは必要のない苦労です。
上司も仕事を効率良く早く確実な仕事をしていれば文句は言えないはずですよ。
◆捨行・・・会社の飲み会を捨てる!
どこの会社にもある「飲み会」。
「飲みニケーション」という言葉が生まれるように、みんなでワイワイ騒いで飲むことで団結力が生まれるということが大元の理由です。
しかし、その飲み会は「愚痴の吐き溜まり会」になっていないでしょうか?
言葉には「言霊」があるように、「愚痴」ばかり言う人には幸福など訪れる訳がありません。
今の仕事環境に文句があったとしても、それは環境の責任ではなく自分のレベルがそこまでしか追いついていないということなのです。
今の環境に満足し感謝出来ない人が上を目指せる訳がありません。
その様な負の因子しか集まらない飲み会に行く時間とお金があれば、自分に投資しましょう。
◆離行・・・休みは会社や仕事から離れる!
休みの日に休日出勤をしたり、家に持ち帰って仕事をしていませんか?
それがあなたのやりたいことであればいいのですが、仕事だけの時間に追われていると感じているならば、仕事から離れてみましょう。
今持っている仕事が受動型なのか能動型なのかを考えてみてください。
そこにやりがいや、希望があれば能動型ですし、惰性でしかなければ受動型です。
そして自分の仕事のあり方をもう一度考える時間にしましょう。
「何故この仕事をしているのか」
「この仕事から私は何を吸収できるのか」
「この仕事を通して、自分がどうなりたいのか」
これが描けたら、山積みの仕事も趣味の1つになっているのではないでしょうか?
人間は何かを与えれば、必ずその見返りを期待します。
それが出世欲だったり、金欲だったり様々ですが、その「見返りを求める」という事を否定して自己嫌悪に陥る必要はありません。
その「見返り要求」を上手に利用するのです。
単純作業の仕事であれば、自分にご褒美を決めてもいいかもしれません。
営業職や事務職でもお金意外にコミュニケーション能力や人脈、スキルアップとしての見返りを期待することも可能なのです。
「この仕事で私がどれだけ得をするか」ということを皆さんは責めますが、仕事はボランティアではありません。
自分を守り、存在意義を認識するための大事なツールの1つなのです。