これまで対人関係を良好にする名言集を並べてみました。
振り返ってみると、古来、誰でも対人関係では悩みを持ち、だからこそ対人関係に関する名言は数多あるわけですが、これらの名言、もっと突き詰めて考えると、結局のところは貴方自身、もっと成長しなさいというところに行き着いてしまいます。
相手を変えようなどとおこがましいことは考えず、友人を得るためには自分自身を変え、喧嘩してもけっして怒らず、嫉妬を感じても相手を讃え、そして人の話を聞く方に回れ、と。
確かにこれらを実践できたら聖人君子、人間関係が損なわれることはありません。
もちろん、聖人君子なんてなる必要はありません。
本当に良好な人間関係を築こうと思ったら、愚者と賢者をしっかり見極める判断力をつけ、相手によって対人関係の距離を保つことの方が重要です。
結局のところ、誰彼なく人間関係を良好にしようと思えば、それはアリストテレスの言葉のように「多数の友を持つ者は一人の友も持たない」ということになってしまうのですから。
対人関係を良好に保つコツはうまく立ち回ることです。
そのためにはつねにコミュニケーションの花を用意して、相手に差し出す準備をしておきましょう。
最後に、対人関係でもっとも役立つ諺をひとつ。
「花を差し出せば手元に香りが残る」