「他人に変わって欲しければ、自ら率先して変化の原動力となるべきだ」
こう言ったのは非暴力と不服従でイギリスからのインド独立運動を指揮したガンジーですが、また、こうも言っています。
「握り拳とは握手できない」
実際、ガンジーはパキスタンがインドから独立する際、ヒンドゥー教原理主義者からイスラム信奉者に甘すぎると非難され、結局、狂信的なヒンドゥー教原理主義者に暗殺されてしまいました。
その時でさえ、ガンジーは「あなたを許す」という意味を持つイスラム教のポーズ、腰に手を当てた格好で死んでいったというのですからガンジーの平和的手法がいかにその後の世界に大きな影響を与えたか、推察できるというものです。
ガンジーの言葉には重みがありますが、本音をいえばガンジーが暗殺されたように誰でも理解しあえるというものではありません。
世の中、けっしてお互いを理解できず、また理解しようとも思えない相手がいるものです。
そんな人を相手に対人関係を良くしようなどと努力する必要はありません。
では、どうすればいいか?
とても簡単な方法をアメリカ第16代大統領エイブラハム・リンカーンが教えてくれています。
「細道で犬に出会ったら、権利を主張して咬みつかれるよりも、犬に道を譲った方が賢明だ。たとえ犬を殺したとして、咬まれたキズは治らない」
サルにネクタイの締め方教えたって無意味でしょ?
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