真の友情を育てるためには、たとえ群れの中で疎外されようと我を通す相手を信頼する勇気が必要になります。
その時、群れの多くは我を通す人間に対して正と多数を振り回して、間違いを指摘、それを認めさせようとします。
よくあることですね。
以下はベンジャミン・フランクリンの言葉です。
「どんな愚か者でも、他人の短所を指摘できる。そして、たいていの愚かな者が、それをやりたがる」
フランクリンといえば凧を使って雷の実験を行い、雷が電気であることを最初に発見した人物ですが、探求力の強さと同時に個人的権力の集中を極端に嫌ったことから、個人崇拝を好まないアメリカの中で、アメリカ合衆国建国の父の1人に数えられるほどの功績を残し、今も変わらぬ人気を誇っています。
とかく、体制側に立って物事を批判するのはたやすいことで、誰でもできること。
自分が多数に立っている限り、味方が大勢いると勘違いして、しかも大勢を代弁しているという偽ヒーロー的気分が責める言葉を鋭敏にします。
まさに愚の骨頂ですね。
そういった愚者は相手が反論してきた時は正対せず、多数の中に隠れたり相手との共存を図ろうとするのがオチ。
このような愚者は相手にしないのが一番ですね。
そして心の中で、ゲーテの言葉を思い出してください。
「卑怯者は、安全な時だけ居丈高になる」
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